四季を追う
数釣りか~~楽釣りか~~
今シーズンのホンモロコ釣りは 例年と比べたら一部地域で少し早い時期から数が釣れ出している。琵琶湖でホンモロコが釣れるところは沢山有るけど、有名どころは何と言っても、湖東の長命寺川や大同川~^その上流域に絞られる。
今から遡る10年以上前から 県や組合関連団体などによる稚魚放流などの努力で、前述2河川や西の湖及び伊庭内湖周辺では少ないながら魚影の回復が見られて居るらしい。
これは釣り人にとっても朗報で 数釣りが出来る条件が揃う。
各地でホンモロコの養殖もおこなわれており、モロコに触れる機会も徐々に多く成りつつある現在ですが、養殖ホンモロコと天然ホンモロコでは 市販価格では天然物は養殖と比べて倍くらいの値段で取引されていると聞く。、、、し 天然物生けは一般人にはなかなか手に入りにくいのが現状です。
勢い、、それを食べたい私は釣り竿を持ってモロコ釣りだーー。
ホンモロコの揚げた天ぷらなんて ホロホロサクサク、旨 んまいんだーー。
その 美味しい天ぷらの揚げ材料はいずれ近々に紹介したいと思っております。
明日に また竿をいろいろ積んで琵琶湖に走る予定なので、釣れたら22日それ以降の天ぷらの紹介に成るけど、まずは数釣りに挑戦のつもりでーー。
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辰的には延べ竿のウキ釣りや 投げ仕掛けのウキ釣りなど~~ ウキアタリを見てのモロコ釣りが好きなんやけど、数釣りが望めるのは5本バリ程度の底オモリ仕掛けで縦にハリ仕掛けが立つ 水中ウキを取り付けた投げ込み仕掛けが、群れに出会うと多連掛けが出来て 一気に釣果が伸びる事は前回の釣り・11日に経験済みだ!!。
ただ 竿先でアタリを見るんだけど 遠くが喰いの立つポイントだと投げ込んだ仕掛けの位置が分かり難いーー。 ので 目視で良く見える様に水面に浮く、全遊動の { 目視ウキ 」を取り付けた。 これは小鮎釣りで流しウキに使って居るもので発泡球30mmで、小鮎釣りでは向こう合わせでアユが掛かってしまうけど、ホンモロコ釣りではこの所釣れているので 釣り人で込み合う時でも投げ仕掛けの位置がお隣さんにも見やすくアピールできる。そして 細いPEラインだとアタリも鮮明に出るーー。
ホンモロコは大きくても15cm程度なので PEラインは細ければ細い程良くて強度には全く問題無く、いつも一緒する相棒さんは0.3号を常用しているけど、たいがいは私の倍以上の釣果を得ている。
微妙な所で仕掛け等を工夫して、難易度の高い物ほどそれを攻略して~~技術を向上させることで数釣りでも捕る楽しみプラス面白さの楽しみは多く成る。
楽釣りに徹するか、、、仕掛けを工夫して「 楽をして 」なおかつ 「 楽しみが倍増する 」数釣りを選ぶかはあなた次第、、私次第だ!!。
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今シーズン初・3月7日に長命寺川で竿を出して居た時の出来事ですが、朝の8時過ぎです。
自分の竿出しポイントから200m位離れた所に~~カワウが だいたい300羽以上と思える数が上空を西方向から東方向(西の湖)方面へ編隊を組んで飛び去って行きましたが、その内の100羽程度が舞い降りました。
人にはわからん何かがカワウにはセンサーが有るのか??その100羽が 塊群れで川中を移動しながらそのカワウ全部が入れ替わり潜っています。
遡上途中のホンモロコの群れをめがけて食うのでしょうーー魚を食う事に関してはとても優秀なハンターで有るのは誰もが認める所やけど、20~30分もすると その100羽程度が一斉に東方面へ飛び立ちました。
私の推測ですが 遡上途中のモロコを食いつくしたのでしょうーー。
朝一からポロポロとアタリが有ったのに、この後にアタリがピタリと止んでしまいましたヨ。で 再びアタリが出だしたのは2時間後くらいから~~でした。
当日の私と相棒さんの釣り座は北津田橋シモ100m辺りで 地図で確認すると 釣座から東側は西の湖か??大同川~伊庭内湖方面で、カワウの300~400羽も養える魚が居るのは 上記2か所くらいしか私には考えられない。
1羽のカワウが1日に必要量(食う)とする量はカワウの個体の違いにもよるが300g〰600gと言われております。
また 琵琶湖北湖全体で5000羽以上生息していると言う試算もされており、それらの群れのコロニーは5~6か所に分散されており、今回のカワウの群れは何処から飛来したか?・は 私には分かりませんが、推測ですが 愛知川河口近辺に生息定着しているコロニーから飛んで来た??かも。
調べてみましたが カワウによる水産被害は、令和2年の琵琶湖漁業における年間漁獲量は約759トン、カワウが食べる量は534トンと全漁獲量の7割までに相当すると発表されています。
これだけほんまにカワウに食われて居たら 琵琶湖が危ないと感じていまうのですがーー。
それで 今一度調べたら 県は完全に生息数まで把握している様で ここに書きしるすと↓↓の数です。
竹生島 何羽とは示されて居ませんが ピーク時の1割以下まで減って居る
野洲川(栗東市) 1737羽
愛知川(愛荘町) 1425羽
安曇川 862羽
大津市小野の山林 887羽
また 他の場所でも把握されていないのが有る様で、1970年代では竹生島にコロニーが集中していたのが、そのカワウを追い払う事で近年になり分散傾向で前述した辺りに群れやらコロニーが移動先で定着していると (環境省)が報告している。
難儀な事で 内水面漁業への食害が問題化していると述べられている。
有料アユ釣り場では 安曇川広瀬は解禁前にカワウ除けの糸が釣場全域に張り巡らされるので、、 また解禁前には稚魚が放流されるので 問題無く友釣りもエサ釣りも楽しめるけど、現況ではこの長命寺や大同川周辺の魚影がかなり回復してきているが、ホンモロコの釣れる地域の長命寺川周辺~~大同川周辺~^では、カワウの食害は手立ての打ちようがない危ないのが現状のようだ 。
カワウには罪は無いーーある意味人の世界が引き起こした事のようだーー。