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2023/03/22

釣り日記(1345)ホンモロコ便り29・実釣と下見

四季を追う

21日の春分の日の釣行と周辺の下見を、、、
ホンモロコ釣りの先輩でも有り相棒さんでも有る S さんと、今回も湖東の場所へ行って来た。
晩まで雨予報では降らない天気予報の様だったけど、まさかの早い降りだしに戸惑いながらも、実釣は午後1時に早じまい~~ 数釣りは出来なかった。

 雨降りの中~^それ程きつい雨降りでは無かったので、周辺の下見をして来た。
それで ホンモロコの「たも網掬い}の現場や 未だ早いかも知れないと言われていた特定釣場で、実は5~6日前から釣れ出しており、慣れた人では200以上も釣り始められていると、その本人さんの従兄弟さんから聞いて来た。
 その他の色々現場もつぶさに見聞き~新しい発見も出来た。
そんな ところの画像を↓↓に載せるけど、この画像だけを見て何のことかを分かる人は 相当の湖東のモロコ釣り場~モロコ捕りを知って居る人でしょうーー。
キャプチャ 湖東の内湖

なぞなぞ見たいですいません
特定名詞をお伝えするには はばかれるので、不思議な画像に成ってしまっていますが、後日近々にはネタバラシをしますのでそれまでお待ちください。

_____  _____  ____    ____
祝日でも有ったけど~~気に成るWBCの世界大会の準決勝戦でも有りながらテレビの前で観戦するのでは、、、よりも魚釣りを選ぶワタクシ見たいな釣り人さんもとても多くて、遅い時間に来よう物なら釣れている釣り場所が無い、割り込めるポイントが無い~~なんて事もーー。

キャプチャ 釣り人の車だらけ


 当日の釣行レポートと下見モロモロも含めて 改めて整理して明日以降に報告をしたいと思います。
雨降りで予定より早く辞めた事で
下見で今まで知らなかった事や 新しい出来事の大発見やーーなど~~個人的にはとても濃い1日でしたヨ!!
モロコは すでに産卵準備で内湖に流れ込む河川域まで遡上しています。それはカワウが教えてくれました。 
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2023/03/20

釣り日記(1344)ホンモロコ便り28・カワウの被害と数釣り

四季を追う

数釣りか~~楽釣りか~~
今シーズンのホンモロコ釣りは 例年と比べたら一部地域で少し早い時期から数が釣れ出している。琵琶湖でホンモロコが釣れるところは沢山有るけど、有名どころは何と言っても、湖東の長命寺川や大同川~^その上流域に絞られる。
 今から遡る10年以上前から 県や組合関連団体などによる稚魚放流などの努力で、前述2河川や西の湖及び伊庭内湖周辺では少ないながら魚影の回復が見られて居るらしい。
これは釣り人にとっても朗報で 数釣りが出来る条件が揃う。

 各地でホンモロコの養殖もおこなわれており、モロコに触れる機会も徐々に多く成りつつある現在ですが、養殖ホンモロコと天然ホンモロコでは 市販価格では天然物は養殖と比べて倍くらいの値段で取引されていると聞く。、、、し 天然物生けは一般人にはなかなか手に入りにくいのが現状です。
勢い、、それを食べたい私は釣り竿を持ってモロコ釣りだーー。
ホンモロコの揚げた天ぷらなんて ホロホロサクサク、旨 んまいんだーー。
CIMG2470.jpg

その 美味しい天ぷらの揚げ材料はいずれ近々に紹介したいと思っております。
明日に また竿をいろいろ積んで琵琶湖に走る予定なので、釣れたら22日それ以降の天ぷらの紹介に成るけど、まずは数釣りに挑戦のつもりでーー。

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 辰的には延べ竿のウキ釣りや 投げ仕掛けのウキ釣りなど~~ ウキアタリを見てのモロコ釣りが好きなんやけど、数釣りが望めるのは5本バリ程度の底オモリ仕掛けで縦にハリ仕掛けが立つ 水中ウキを取り付けた投げ込み仕掛けが、群れに出会うと多連掛けが出来て 一気に釣果が伸びる事は前回の釣り・11日に経験済みだ!!。
CIMG2473 (1)CIMG2481 (2)CIMG2505.jpg
 
ただ 竿先でアタリを見るんだけど 遠くが喰いの立つポイントだと投げ込んだ仕掛けの位置が分かり難いーー。 ので 目視で良く見える様に水面に浮く、全遊動の { 目視ウキ 」を取り付けた。 これは小鮎釣りで流しウキに使って居るもので発泡球30mmで、小鮎釣りでは向こう合わせでアユが掛かってしまうけど、ホンモロコ釣りではこの所釣れているので 釣り人で込み合う時でも投げ仕掛けの位置がお隣さんにも見やすくアピールできる。そして 細いPEラインだとアタリも鮮明に出るーー。
CIMG2471 改良型投げ込み仕掛け(2)

ホンモロコは大きくても15cm程度なので PEラインは細ければ細い程良くて強度には全く問題無く、いつも一緒する相棒さんは0.3号を常用しているけど、たいがいは私の倍以上の釣果を得ている。
微妙な所で仕掛け等を工夫して、難易度の高い物ほどそれを攻略して~~技術を向上させることで数釣りでも捕る楽しみプラス面白さの楽しみは多く成る。

 楽釣りに徹するか、、、仕掛けを工夫して「 楽をして 」なおかつ 「 楽しみが倍増する 」数釣りを選ぶかはあなた次第、、私次第だ!!。

***
今シーズン初・3月7日に長命寺川で竿を出して居た時の出来事ですが、朝の8時過ぎです。
自分の竿出しポイントから200m位離れた所に~~カワウが だいたい300羽以上と思える数が上空を西方向から東方向(西の湖)方面へ編隊を組んで飛び去って行きましたが、その内の100羽程度が舞い降りました。
 人にはわからん何かがカワウにはセンサーが有るのか??その100羽が 塊群れで川中を移動しながらそのカワウ全部が入れ替わり潜っています。
遡上途中のホンモロコの群れをめがけて食うのでしょうーー魚を食う事に関してはとても優秀なハンターで有るのは誰もが認める所やけど、20~30分もすると その100羽程度が一斉に東方面へ飛び立ちました。
私の推測ですが 遡上途中のモロコを食いつくしたのでしょうーー。
朝一からポロポロとアタリが有ったのに、この後にアタリがピタリと止んでしまいましたヨ。で 再びアタリが出だしたのは2時間後くらいから~~でした。
 当日の私と相棒さんの釣り座は北津田橋シモ100m辺りで 地図で確認すると 釣座から東側は西の湖か??大同川~伊庭内湖方面で、カワウの300~400羽も養える魚が居るのは 上記2か所くらいしか私には考えられない。
1羽のカワウが1日に必要量(食う)とする量はカワウの個体の違いにもよるが300g〰600gと言われております。
 また 琵琶湖北湖全体で5000羽以上生息していると言う試算もされており、それらの群れのコロニーは5~6か所に分散されており、今回のカワウの群れは何処から飛来したか?・は 私には分かりませんが、推測ですが 愛知川河口近辺に生息定着しているコロニーから飛んで来た??かも。

 調べてみましたが カワウによる水産被害は、令和2年の琵琶湖漁業における年間漁獲量は約759トン、カワウが食べる量は534トンと全漁獲量の7割までに相当すると発表されています。
これだけほんまにカワウに食われて居たら 琵琶湖が危ないと感じていまうのですがーー。
それで 今一度調べたら 県は完全に生息数まで把握している様で ここに書きしるすと↓↓の数です。
竹生島  何羽とは示されて居ませんが ピーク時の1割以下まで減って居る
野洲川(栗東市) 1737羽
愛知川(愛荘町) 1425羽
安曇川      862羽
大津市小野の山林 887羽
また 他の場所でも把握されていないのが有る様で、1970年代では竹生島にコロニーが集中していたのが、そのカワウを追い払う事で近年になり分散傾向で前述した辺りに群れやらコロニーが移動先で定着していると (環境省)が報告している。
難儀な事で 内水面漁業への食害が問題化していると述べられている。

有料アユ釣り場では 安曇川広瀬は解禁前にカワウ除けの糸が釣場全域に張り巡らされるので、、 また解禁前には稚魚が放流されるので 問題無く友釣りもエサ釣りも楽しめるけど、現況ではこの長命寺や大同川周辺の魚影がかなり回復してきているが、ホンモロコの釣れる地域の長命寺川周辺~~大同川周辺~^では、カワウの食害は手立ての打ちようがない危ないのが現状のようだ 。

カワウには罪は無いーーある意味人の世界が引き起こした事のようだーー。    
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2023/03/18

日記(1343)フードロスネギ料理

「 無限ネギ 」料理

春3月、この所雨が降り~~日一日と暖かく成る。
この雨降りは ところによりタケノコ梅雨とも呼ばれる事が有りますが、今回の廃棄ネギも そのまま畑に植え続けているとそろそろネギ坊主が出て来て、そのネギ坊主が出ると売りものに成らないので 畑の地上4~5cmくらいで青い部分のネギを切り落として、ネギ坊主が出てこないようにしてネギの株を大きくするか、、、根っこ事引き抜いて廃棄するか、、、早い事市場に出荷してしまうか、、、三者択一を迫られる農家さんのようです。
 でも 聞くと、このネギはすでに大きく成長したネギで、これ以上大きく成長させられないネギらしく、食べる分には何ら問題ないけど廃棄を選んだ物らしいーー。
畑の隅で山積みに有るんだーー。
CIMG2457.jpg

勿体ないことです。が 農家さんにして見れが苦渋の決断なのでしょうーー。
もう少し言うと このネギまで多くく成長させるのに2年も掛かり~~いざ出荷させられるまで育成しても コロナで思うように売れない、、、バイヤーに買いたたかれる、、、辛抱して畑に植えたままでにしておいてもサラサラ売れなく成るので、抜いて廃棄、、、、次の作物を植えた方がよほど良い、見たいな哀しい現実らしい!!。

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綺麗に掃除して
CIMG2461.jpg

キャプチャ 斜めざく切り(1)

キャプチャフライパンで焦げ目が付くまで焼く

キャプチャ 焼肉のたれを掛けて

ネギだけ焼き(無限ネギ)の出来上がり~~~
キャプチャ 無限ネギ(1)

超簡単料理です。
ほんのり甘くて このままで幾らでも無限に食べられます。
生卵を上からトッピングOK~~あしらいに”花かつお”を散らす~~肉系や他の食材と一緒にい炒めると 無限ネギ ではなく成ってしまうけど、今回は何もトッピングなしでご飯のオカズに~~お酒のお供に沢山いただきました。

今回のネギには
哀しい農家さんの物語が隠れていたようです
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2023/03/16

釣り日記(1342)ホンモロコ便り27・琵琶湖の全層循環

四季を追う

全層循環とホンモロコの関係
びわ湖に生息する多くの魚類と 冬場に起こるであろう ”琵琶湖の深呼吸”と呼ばれる、酸素を多く含んだ上層水と湖底底の湖水とが混ざり合う 全層循環が起こる事で、底層域に生活する固有種のイサザやスジエビ~~多くの魚の餌となるヨコエビ(アナンデールヨコエビ)などに、子孫を残す為に必要不可欠の(生きるための)十分な酸素が供給される。
 もう少し加えると 人も動物も含めて酸素が無いと生きては行けないので、魚類も同じで、貧酸素に成ると死ぬんだーー。

その全層循環が 今年も北湖側で完全完了された事が確認されていて、今年で3年連続して全層循環が起こったと発表された。
キャプチャ琵琶湖の全層循環
キャプチャ 琵琶湖の全層循環(2)

↓↓琵琶湖の全層循環で検索知ると 下の様なタイトルが沢山出ます。画像左の動画をクリックで、全層循環のメカニズムを室内水槽で再現動画でみごとに表現されています。 興味のある方は一度見て下さい。(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター公式チャンネル動画です)
キャプチャ 琵琶湖の全層循環(3)
また 下の様な動画も提供されています。
見ごたえありますね ↓↓ 画像は写真として載せてあるだけです。 ので、センターの公式チヤンネルを開いて、、、あるいは琵琶湖の全層循環で検索すると全て出て来ます。
キャプチャ 人気の動画(4)

それで、、、
全層循環とホンモロコがどこで繋がり関係性が有るのか?? ですが、ホンモロコは 水温が下がる冬場に越冬で湖北では水深の深い50m〰60mくらいの所で群れで越冬します。 その越冬場所が餌になるアナンデールヨコエビの生息域のニッチと混ざり合うのです。
もっと言うと アナンデールヨコエビ無くして琵琶湖の魚類は語れない、、、のだ!!
 食物連鎖で モロコはヨコエビを主食として餌にするのですが 全層循環が起こらないとヨコエビは活発に子孫を残せない~~モロコは餌不足で大きく成りずらい、、、です。
モロコに限らず、ワカサギ~~ビワマス~~イサザなどなど琵琶湖にとっても人が食料にしている物(魚類)にも多大な影響を及ぼします。

_______________________________________
琵琶湖の北湖は広大です。
また その北湖でのヨコエビの主たる(第一湖盆水深80~90mも)生息域も広大です。
キャプチャ 北湖第一湖盆
ヨコエビは 北湖全域に渡って生息するけど
琵琶湖環境科学研究センターの毎月の定期点検資料を見る事で、何となく、、、ワカサギや小鮎、ホンモロコ、ビワマスなどの動向は見えて来ませんかーーー。

琵琶湖の自然環境で ” 冬場の琵琶湖の深呼吸 ”は 無くてはならない現象なのです。

 また一方で 小鮎やワカサギ~~ホンモロコなどが食べるミジンコなどの減少が原因の外国産の植物プランクトンんの大増殖で(↓↓の画像 )びわ湖が危ないとまで言われている。
キャプチャ ミクラステリアス ハーディ、植物プランクトン(4)

何故か??、、 それは 上の画像はその外国産の植物プランクトンで(ミクラステリアス ハーディ)で、在来種の植物プランクトンの約10倍の大きさで、わずか1mmにも満たないミジンコ類にしたらこの植物プランクトンは大きすぎて食べられない。 ので 琵琶湖に生存する在来種の植物プランクトンの80%まで増殖していると、「 関西サイエンスマガジン 」が伝えている。
 これも植物連鎖の弊害で、すでに琵琶湖中にまん延しているらしく、主にミジンコを主食にしている小鮎が危ないのでは??? そんな懸念すらしてしまう辰です。

 ホンモロコも 時期によれば ミジンコを常食とするので、在来のミジンコが減ればモロコなども危ない??のではーーー
    (琵琶湖環境科学研究センター出典)
キャプチャ ⓭結果、ホンモロコの食性

ほんまに小鮎が危ないなら ホンモロコだって~~ワカサギだって~~食物連鎖のトップに君臨するビワマスだって危ない??のではーー
此の先々~~どうなるのか、、、
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2023/03/15

釣り日記(1341)ホンモロコ便り26・改良型投げ込み仕掛け

四季を追う

投げ込み仕掛けの改良
ホンモロコ狙いで 投げ込み(ブッコミ釣り)ではポイントが遠い時が有る。
時には40m、、50mも投げる時も有ったりする。で 細い道糸を使うほど自分の投げた方向が時として見失う事が有る。
それを防ぐわけではないけど 投げた位置を分かりやすくするために、次回からはアタリには関係ない目視ウキを別途に装着する事にした。
 これは 自分だけの為だけではなく、有名な長命寺川や大同川ではハイシーズンに成るほど釣場は込み合うので、お隣さんにも投げ込んだ位置の目視ウキが確認できるので良かろうと思う。
で、コンパクトロッドに仕掛けを取り付けて見た。
 
余り慣れないけど モロコが釣りたい人には 500~1000円程度の竿でも十分モロコは釣れるので、まずは↓↓の様な仕掛けを用意した。水温はすでに産卵適水温迄上昇しているので回遊群れに当たれば、コンパクトロッド程度の気持ち太い竿先でもアタリは取れる。
  リールから投げ込み用の浮きまで自宅で取り付けておけば 現場ではハリ仕掛けを繋げばよいだけ、コンパクトロッドなので場所も取らない↓↓
CIMG2506.jpg

できるなら 道糸はPEライン・太くても1号まで(出来れば0.6号)が理想やけどナイロン道糸の3号、4号でもOK. 底オモリを大きくすれば大丈夫。
PEライン0.6号で底オモリ3~4号、ナイロンライン4号で底オモリ6号くらいかな??
CIMG2502.jpg

キャプチャ改良型投げ水中ウキ仕掛け

投げ込み仕掛けで
前回より見やすい 全遊動の目視用の目印ウキを30mmで装着した。 これは小鮎用の向こう合わせ用にアタリウキとして使って居るしんちゃん発泡球で、目印だけに使うので全遊動なんだーー。(アタリウキでは有りません)
相当遠くまで投げても仕掛けの位置が良く分かるだろうから、釣り場が込み合う所では お隣さんにも自分の投げている位置が確認できるので、お祭り予防にも役に立つでしょう。

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